こんにちは。
今日は火鍋に使われる具材についてご紹介していきます。
火鍋に使われる肉と言えばラム肉ですよね?
「ラム肉の独特の匂いが苦手」という方も、たっぷりと漢方や香辛料が使われた火鍋なら、ラム肉を美味しく食べることができます。
当店でも、お肉をご注文される方の約半数がラム肉を召し上がっています。
しかもラム肉は太りにくく健康にいいという女性には嬉しすぎる効果もあるんです。
しかし、そもそもなぜ火鍋にはラム肉が使われているんでしょうか?
ラム肉が火鍋に使われる理由と、ラム肉の効果について解説していきます。
ラム肉とは?
そもそもラム肉とはどんな肉なのでしょうか?
ラム肉が羊の肉ということは多くの人が理解されています。
しかし、ただ羊というだけではラム肉とは言えません。
ラムとは生後12ヶ月未満の子羊
ラム肉は生後12ヶ月未満の子羊を指します。
子羊は身が柔らかく臭みも少ないので、食べやすいのが特徴です。
なお、海外では「永久歯が生えていない羊」をラムと定義することもあります。
ちなみに生後12ヶ月以上の羊をマトンと言います。
火鍋ではマトンを食べる人もいます。
羊独特の匂いを好む人は、むしろ匂いが強く旨味もあるマトンの方が好きという人も存在します。
火鍋のラムしゃぶはラムのカタ肉
火鍋に使われるラムしゃぶ肉は、ラム肉の中でもカタ肉の部分です。
ラム肉は「ラムチョップ」「モモ肉」「カタ肉」「バラ肉(スペアリブ)」などがあります。
火鍋専門店の中にはラムチョップを焼いてお客様に提供している店もあり、これもジューシーで旨味があり絶品です。
火鍋でラム肉が食べられる理由
火鍋でラム肉が食べられる理由は、火鍋の起源にあります。
火鍋は内モンゴルの羊肉料理として発祥したと言われています。
なお火鍋の起源についてはこちらの記事をご覧ください。
モンゴルと言えば、遊牧民のイメージですよね?
実際に今のモンゴルはすごく都市なのですが、当時のモンゴルでは多くの人々が羊を連れて草原を移動していました。
この際に、遊牧民が食べたのが羊、そして火鍋です。
火鍋の起源は「羊料理」とされており、この流れが今も続き、「火鍋と言えば羊肉」ということになるのでしょう。
おそらく当時のモンゴルでは子羊ではなく大人の羊を食していたと思われますが、現代の特に日本では匂いと固さの少ないラム肉が食べられるようになったのです。
ラム肉の凄すぎる効果とは?
火鍋とラム肉の相性は抜群です。
しかしラム肉はただ旨いだけでありません。
ラム肉には次のような効果があると考えられています。
- 栄養価が非常に高い
- 脂肪を燃焼させる
- 脂肪を摂取しにくい
栄養価が非常に高い
ラム肉には必須アミノ酸が豊富に含まれています。
必須アミノ酸とは、アミノ酸の中でも体内で生成することができないために必ず外部から摂取しなければならない次のアミノ酸です。
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- トレオニン
- リシン
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トリプトファン
ラム肉はこの必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
アミノ酸はタンパク質の減量ですので、パワーや元気の源です。
火鍋でラム肉を食べることで、必須アミノ酸を摂取できるので、疲労回復も期待できるでしょう。
脂肪を燃焼させる
さらに、ラム肉と火鍋には脂肪を燃焼させる効果もあります。
ラム肉にはビタミンのL-カルニチンが豊富に含まれており、L-カルニチンには脂肪を燃焼させる効果があります。
ここに、香辛料や漢方の発汗効果が加わることで、さらに脂肪の燃焼が期待できます。
火鍋でラム肉を食べることで「体についている脂肪を燃焼させる」という女性には非常に嬉しい効果も期待できるでしょう。
脂肪を摂取しにくい
さらに、ラム肉にはラム肉自体の脂肪を摂取しにくいという特徴もあります。
ラム肉の油の融点は44℃〜55℃と言われています。
人間の体温が36℃ほどですので、人間の体温ではラム肉の油は溶けません。
つまり、ラム肉の油は人体に吸収することなく、そのまま排泄されるので、ラム肉の脂身を食べても体が油を吸収しにくく太りにくいと言われています。
ちなみに豚肉の油の融点が28~48℃、牛肉の油の融点が40~56℃程度ですので、ラム肉は豚や牛と比べて最も融点が高く、その分体の中で溶けにくいと言えます。
yangyangの火鍋はラム肉と相性バッチリ
yangyangの火鍋はラム肉とも相性バッチリです。
ラム肉独特の臭みを取るために、数十種類の漢方を調合し、ラム肉好きの方に物足りなさを感じない程度に香りを調整してあります。
初めてラム肉を食べるお客様からも「思っていたよりも全然食べやすくてびっくりした」とご好評の声をいただいております。
ラム肉と香りも味も相性抜群の薬膳火鍋をお試しください。