こんにちは。
今日は火鍋に使われる漢方（ハーブ）の1つ。フェンネルについてお話をしていきます。
フェンネルは爽やかな香りが特徴で、さまざまな料理にも使われることが多いので、私たちにとっては馴染みの多い材料です。
フェンネルの効果や特徴について詳しく解説していきます。
フェンネルとは？
フェンネルは火鍋に使われているため「漢方食材」と考える人が多いですが、実はフェンネルはハーブの1種です。
セリ科の多年草のハーブで、地中海で栽培されています。
その起源はローマ時代まで遡るとされています。
日本では茴香（ウイキョウ）とも呼ばれており、平安時代には日本に伝わっていたと言われています。
フェンネルの香り
フェンネルは甘くスパイシーな香りでありながら、ほんのりと苦みを感じるのが特徴的です。
同じく火鍋に使われる漢方である八角と香りが似ていることから、八角を「大茴香」、フェンネルを「小茴香」と言うこともあります。
フェンネルの使用方法
フェンネルは部位によって使用方法が異なります。
- 葉
- 株
- 種
それぞれ、料理に使われます。
どのような使われ方をしているのか見ていきましょう。
フェンネルの葉
葉っぱはハーブティーやハーブビネガーなどに使用したり、サラダに入れたりして使用します。
また、香りと彩りを添えるため、さまざまな料理の添え物としても提供されます。
煮込み料理に香りをつけたり臭みをとるために、煮込み料理と一緒に煮込まれることもあります。
フェンネルの株
フローレンスフェンネルという種類のフェンネルの株は野菜として食べられます。
フローレンスフェンネルの株はイタリアでは「フィノッキオ」と呼ばれ、加熱することでそのまま食べられています。
生で食べるとセロリのような食感があり、加熱すると玉ねぎのような甘さになるのが特徴的です。
フェンネルの種
乾燥させたフェンネルの種はスパイスとして利用されます。
店頭でも「フェンネルシード」とかなりポピュラーに販売されており、料理に爽やかな香りを加えることができます。
yangyang火鍋でもフェンネルの爽やかな香りは非常に重要なアクセントになっています。
フェンネルの効果
フェンネルには体に良い次の3つの効果があるとされています。
- 消化不良や胃もたれの予防
- デトックス・むくみの予防
- 冷えや風邪の予防
消化不良や胃もたれの予防
フェンネルは消化酵素の分泌を促進する効果があると言われています。
消化酵素の分泌を促進することによって、消化不良を改善し、胃もたれなども予防することができます。
さらに腸内環境を整えてくれるので便秘解消などにも役立つと言われています。
デトックス・むくみの予防
またフェンネルには発汗・利尿作用があるので体内に水分を放出する効果があります。
そのためデトックス効果があるので、むくみの予防にも寄与します。
むくみ防止や便秘改善に寄与するのでフェンネルはダイエットに効果的なハーブだと言われることもあります。
冷えや風邪の予防
フェンネルは殺菌・消炎作用があるので風邪の予防に効果的だと言われています。
また、呼吸器系に働きかける作用が強いと考えられているので、咳止めとしての効果も期待できます。
この他、女性ホルモンと同じ働きをする植物性エストロゲンが含まれているので、女性ホルモンの不足によって起こる女性の独特の不調に対しても効果があるとされています。
フェンネルは胃薬にも使われている
消化に良いとされるフェンネルですが、実際に私たちが普段からよく使用する胃薬にも使用されています。
有名なところでは太田胃散にもフェンネルは使用されており、太田胃散を開けた時の爽やかな香りは、火鍋屋の私は「フェンネルの香り」だと思ってしまいます。
yangyangの火鍋はフェンネルがたくさん
yangyangの火鍋はフェンネルシードをそのまま使用しています。
フェンネルシードの粒が口に中でザラザラするので、少し食べにくいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば口の中で香るフェンネルの香りが食欲を促進します。
消化の促進効果もあるので、夜食べすぎても翌朝には驚くほど消化が促進され「お腹が空いた」と感じる人が多いでしょう。
スープの旨味とともに爽やかな香りが食欲をそそる薬膳火鍋yangyangの火鍋をぜひお召し上がりください。
