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火鍋の食べ方についてご紹介します。

鍋料理ですので自由に食べていただけることは間違いありません。

しかし火鍋は古来から食べ方や意味があり、正しい食べ方をすると健康にもよい効果があると言われています。

専門店だけが知っている火鍋の効果的でおいしし食べ方をご紹介します。

火鍋のスープが赤い理由

火鍋のスープが赤い理由は動物の内臓の臭みをとるためと言われています。

100年ほど前、当時の富裕層は動物の内臓を食べずに捨てていました。

そこで、当時の労働者階級の人々は捨てられた内臓を食べてみようをします。

内臓を食べる前によく洗い臭みをとるのですが、それだけでは臭みが取れないので、唐辛子、花椒、ニンニク、 生姜などの香辛料たっぷりと牛脂で炒めて香りを出して鉄鍋煮込むと非常に美味しいと一気に中国全土まで広がります。

火鍋の赤さは内臓の臭みをとるために生まれたのです。

古来から火鍋を食べると健康になると言われる理由

中国では「体が冷えると病気になる」という考えがあります。

火鍋に含まれている唐辛子や山椒を大量に摂取することによって体が温まり、病気になりにくい体を作ることができると考えられているのです。

実際に体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がると言われています。

火鍋を食べると香辛料によって体温が上がり、免疫力が向上すると考えられているのです。

【専門店が教える】火鍋の美味しい食べ方

火鍋は次のような順番で食べると美味しく食べることができます。

  1. 野菜を煮込む
  2. 豆腐や油揚げ魚介などを煮込む
  3. 肉をしゃぶしゃぶする
  4. シメを食べる
  5. 翌日に雑炊にしても美味

野菜を煮込む

まずは野菜を煮込みましょう。

火鍋のスープに野菜の旨味が加わり、コクが出てさらにスープが美味しく、飲みやすくなります。

火鍋にはどんな野菜も合いますが、白菜やキャベツや大根など、火の通りにくい野菜から時間をかけて煮込んでいきましょう。

豆腐や油揚げ魚介などを煮込む

野菜の次には豆腐や油揚げなどを煮込むのがおすすめです。

豆腐と油揚げはスープの旨味を吸い込みます。

そのため、時間をかけて煮込めば煮込むほど旨味が染み込み、たまらない味に。

噛んだ瞬間に凝縮された旨味がジュワーっと飛び出します。

魚介なども早めに煮込んでおくことで、スープに魚介のダシが染み込みさらに美味しくなります。

肉をしゃぶしゃぶする

野菜と魚介の旨味が十分に染み出したところで、ラム肉や豚肉などをしゃぶしゃぶしましょう。

火鍋にはどんな肉でも合いますが、やはりおすすめラム肉です。

火鍋の香辛料がラム肉の臭みを吸い取りますし、ラム肉の融点は42度と体温よりもだいぶ高いので、体に油を吸収することなく消化します。

つまり太りにくいのです。

クセのない肉を食べたい人は豚肉もおすすめです。

どんな肉にも火鍋は合いますので試してください。

シメを食べる

肉をしゃぶしゃぶした後はシメです。

もうこの段階でスープには野菜、魚介、肉の旨味が染み出し、極上のスープに仕上がっています。

シメには雑炊、ラーメン、うどんなどがおすすめです。

どれも試したいという人は、最初に麺類、次に雑炊の順番で食べてください。

最初に雑炊を食べると、スープが全部なくなるので注意です。

雑炊は最後に卵でとじると絶品ですよ。

翌日に雑炊にしても美味

「お腹いっぱいで食べられない」という人は、スープを持ち帰りましょう。

ほとんどの火鍋店でテイクアウトに応じてくれます。

旨味の染み込んだスープを捨てるなんて勿体無い。

翌朝、火鍋のスープで雑炊を作れば、朝から元気に過ごすことができるでしょう。

 

火鍋はどんな食べ方もできますが、おすすめの食べ方は最初に野菜、旨味が染み出したところで肉、肉の旨味が加わったところでシメというように、食べながら極上のスープへ仕上げていくイメージで食べるのがおすすめです。

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