こんにちは!
今日は、火鍋店の店長だから知っている、火鍋におすすめの具材についてご紹介します。
店頭では管理やコストの面から提供していない食材もありますので、ネット通販で火鍋をご購入される皆さんはぜひご自宅で試してみてくださいね。
①油揚げ
店長の僕が最も好きな具材と言っても過言ではないのが油揚げです。
とはいえ中国の火鍋店にはあまり油揚げは入っていないので、「意外な具材」と思われる人も多いのではないでしょうか?
そもそも油揚げは500年前の室町時代にお坊さんが作ったものだと言われています。
そのため、中国では馴染みがありません。
しかしこの油揚げと火鍋の相性は辛いマーラースープにも白湯スープにも絶品です。
マーラースープの辛さと旨味を油揚げが吸い込み、噛むと口の中でジュワーっと旨味が溶け出します。
白湯スープはさらに旨味が強いので、スープを吸った油揚げを噛むと口の中で香りと旨味で充満します。
5分以上しっかりと煮込むと油揚げにスープがたっぷりと染み込みますよ。
なお、油揚げは厚揚げのようなしっかりとしたものではなく、きつねうどんに乗っているような薄くて安いものの方がスープを吸い込むのでおすすめです。
②ウインナー
鍋にウインナーを入れる人も多いのではないでしょうか?
男子がキャンプをする時には定番の具材だと言えるでしょう。
ウインナーも火鍋には好相性。
10分程度の時間をグツグツと煮込むことによって、ウインナーに汁が吸い込まれ、パリっという歯ごたえとともに旨味が飛び出します。
また、漢方とウインナーの肉の香りの相性も抜群。
ラム肉などとは別の楽しみ方ができるので、こちらも自宅で火鍋パーティーをする際、自分にとっては欠かすことができない具材です。
こちらも、高級な大きなものではなくスーパーで売られているシャウエッセンのようなもので十分。
むしろこちらの方が火鍋の味を損なうことなく楽しめますよ。
③フォー
ベトナム料理で使う平たいお米の麺。フォー。
これをシメに火鍋に入れると絶品なんです。
火鍋のシメと言えば、うどんやラーメンや雑炊なんかが一般的ですが、店長のおすすめは絶対のフォー。
スープの旨味や質感をフォーなら全く邪魔しません。
シメを入れるとどうしてもスープがドロドロになったり味が薄くなってしまったりと、そもそも鍋の旨味を損ねてしまうことがあります。
しかし、フォーなら一度サッと茹でてから鍋に投入すれば、全くスープの質感や味を損ねることはありません。
そして、フォーは香りの強スープや具材とも相性抜群の麺です。
うどんや雑炊を食べている時に、漢方を一緒に口に運んでしまうと少し嫌な食感を感じることもありますが、フォーだったら漢方の香りとむしろマッチしているように感じます。
スープの旨味も漢方の香りも唐辛子のスパイスも、全て一緒に楽しむことができるのがフォーの魅力です。
ぜひ、火鍋のシメにはフォーを試してみてください。